話しかけるタイミング
こんにちは、中野満知子です。
アサーティブ・トレーニングの講座を担当しています。
連休はみなさんいかがお過ごしでしたか?
ご家族や友人たちと一緒に長い時間を過ごされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も息子一家に娘一家、遠くにいる孫が訪ねてきたりと、
にぎやかに過ごす時間がたっぷりありました。
たまに会うのだから、楽しい話だけをしていればいいようなものですが、
たまに会うからこそ、気になることをついつい聞きたくなってしまいます。
食事のこと、仕事のことや友人関係~取り調べをしているつもりは全くないのですが、
「今その話はしなくても・・・」
「何でそんなに質問ばっかりするの?」と、ついにはシラーと・・・
やっと言葉を話すようになったちっちゃな孫まで
「あっち行って!」なんて生意気なこと言うようになってしまい・・・
これが職場であれば、「今いいですか?」と一言添える気配りができるのですが、
身内となるとなかなか難しいものですね。
それでも夫に対しては、しっかり過去の学習が生きていて、心して伝えるようになり、
ぶつかることが減りました。
仕事から帰ってきてすぐに話し出すのはやめまして、食卓に着いて一息ついたころ、
「今○○について話してもいい?」と聞くようにしているのです。
大事な話の時こそ、タイミングを考えます。
緊急なことなら「緊急なことなのです、今聞いてほしい」と伝えればいいし、
また、相手が「後にして」と言えば、「ではいつならいい?」と聞いたり、
「では○○の後に聞いてくださいね」と約束するのも忘れずに!!
家族も職場も同じことですよね。
相手の様子を見ながら、話しかけるタイミングを確認すること、
そのための言い方を用意しておくことをお勧めします。
アサーティブ・トレーニング基礎講座は、5月19日(土)・20日(日)。
要求を伝える方法や、関係を良好にするための「ノー」の言い方、
たっぷり練習しませんか?